関節痛を患うことによる危険。それはやはりなんと言っても転倒です。
私の母親が転倒して骨折したことをきっかけに寝たきりになってしまったことは何度か触れましたが、そうなってしまってからでは遅いのです。生活の中で気を付けたいポイントをいくつか挙げてみたいと思います。
関節痛、特に私のように膝の関節痛を患うと、歩くのが苦痛になり、よっぽど必要な時以外には外出しなくなってしまいます。外出しないことも、自宅で動かないことも膝に負担をかけないという意味では良いと思うのですが、筋肉は明らかに落ちてしまいます。体を支える筋肉が落ちると、外出したときや動いたときの転倒の危険度は以前よりも一層増してしまうのです。
膝の関節痛は、料理の際にも注意が必要です。出来上がったまだ熱い料理を運ぶ時などに体のバランスが崩してしまうとヤケドの危険がありますし、料理中も同様です。肩やひじ、手首の関節痛も、とっさに痛みが走ることもあるので、やはり火を使っているときは注意が必要です。
なにかあったときにそこに家族がいれば、ある程度の安心はありますが、頼りになる家族が常に一緒にいるとは限りません。
自分ひとりの力で地震や火事から逃げなくてはいけないときに、関節に不安があると逃げ遅れてしまうことにもなりかねません。
突発的な災害のことも頭に入れて、グルコサミンサプリメントや運動などで早め早めの処置を行うことが重要です。
例えば私の膝の関節痛は、老化による軟骨やグルコサミン、コンドロイチンの減少を原因とした結果です。関節痛によって原因が異なり、病気を原因としているものもあります。この場合には原因となる病気の治療が必要になります。
関節痛に気付いた場合に考えられる病気と症状のいくつかを紹介します。
足の付け根の関節や親指のつけ根などに激痛が走る。患者は30~50代の男性が95%を占める。
股関節や膝関節の痛みが生じる。このため、歩く様子が不自然となることが多い。3歳~10代前半までの男子に多く見られる。
手足の骨の関節に近いところから痛み・腫れ、筋肉痛として発症。スポーツによる関節痛と初期症状は似ている。5~24歳までの若年層が多い。
手の指のつけ根などが朝にこわばることが多い。左右対称の関節の痛み、ひじや膝といった関節にも熱感が生じる事がある。30歳代~50歳代の女性によく見られる。
ただの関節痛だと思っていても、予想もしなかった病気が原因になっていることもあります。症状がまだ軽いうちに診断を受け、早期治療を行うことが大切です。